いわゆる白黒写真は、白と黒だけでなくその中間の灰色の階調で表現されるものですから、正しくはモノクローム写真と呼ばれます。
ニューヨーク体験ではカラーで撮影していますが、レタッチ(修正)によってモノクロームにすることができます。微妙なグレースケール(灰色の階調)で表現されるものですから、カラー写真から色を抜いたらモノクローム写真になる、というような単純なものではありませんので、どちらか一方のお渡しになります。(ただし、オプションにより両者も可能です。)
写真というのはもともと、現実の時間の一瞬を切り取り、現実の三次元を二次元に表現したものですが、現実から色を取り去ったモノクローム写真には、より想像力をかきたてされる可能性があります。写真によっては、存在しないはずの時間や空間を感じるように、色をより感じるモノクローム写真というのもあります。
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